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取締役CTO・安部央人が「BEYOND2026 Pre-Event -Sendai-」に登壇

2026年09月06日

イベント情報

地域に左右されない学びを、技術で支える。

2026年9月5日、仙台国際センターで開催された「BEYOND2026 Pre-Event -Sendai- 東北ゼブラ会議×BEYOND特別企画」に、株式会社shared取締役CTOの安部央人が登壇しました。

「BEYOND」は、社会課題の解決に取り組む起業家をはじめ、企業、投資家、行政、NPOなどが集まり、持続可能な社会のあり方を考えるソーシャルカンファレンスです。2026年は京都での本開催に先立ち、東京、海士町、仙台、九州、大阪、岡山、京都の全国7地域でプレイベントが開催されました。

仙台会場では、「東北のレジリエンスを、日本の防衛線へ――社会課題解決による地域の成長エコシステムとは」をテーマに、東北が抱える課題を事業や地域連携によって解決する可能性が議論されました。

安部は社会起業家ピッチに登壇し、「新しいオンライン教育システム『168』で地域の教育を支える」をテーマに、地方の教育課題と、株式会社sharedが進めるオンライン教育の仕組みについて発表しました。

地方の教育課題は、塾が少ないことだけではない

都市部と比べ、地方では通える塾や選べる教育サービスが限られています。しかし、課題は単に授業を受けられる場所が少ないことだけではありません。

勉強が思うように進まない生徒の中には、教科の理解以前に、「何から始めればよいか分からない」「計画を立てても続かない」「生活リズムが整わない」といった悩みを抱えている人が少なくありません。

ところが、一般的な塾が生徒と関われるのは、多くても週に数時間です。仮に週3時間の授業を受けたとしても、それは1週間168時間のうち、わずか2%ほどにすぎません。

残りの98%にある生活や自主学習まで見なければ、本当に必要な支援には届かない。株式会社sharedは、この問題意識から、授業だけではなく「学び方そのもの」を支えるオンライン学習塾「168塾」を運営しています。

離れていても、毎日の学習を一緒に考えられる

168塾の基盤となるのが、安部を中心に開発してきた独自の学習支援アプリ「168share」です。

アプリを開くと、その日に取り組むべき学習内容や計画の進み具合が分かります。生徒は毎日の学習時間、使用した教材、理解度、ノートの写真などを記録し、コーチはその内容を確認しながらフィードバックを返します。

志望校から逆算した長期計画、毎週の学習計画、日々の振り返り、模試結果、コーチとのチャットを一つにつなぐことで、生徒がどこに住んでいても、継続的な伴走を受けられる環境をつくっています。

オンライン教育は、対面授業を画面越しに置き換えるだけのものではありません。場所の制約を越え、生徒の変化を日々共有しながら、一人ひとりに必要な支援を届けるための仕組みです。

教育を仕組み化するのは、人と向き合い続けるため

一人ひとりに丁寧に向き合う教育は、指導者の経験や熱意に依存しやすく、事業として広げようとすると労働集約性や属人性が壁になります。

168shareには、毎日の学習記録や成績、コーチとのチャット、面談内容など、生徒を支えるための情報が蓄積されます。株式会社sharedでは、こうしたデータとAIを組み合わせ、フィードバックや面談の内容を分析する仕組み、面談を要約して管理者が確認できる仕組み、生徒の変化を捉えて早期の支援につなげる仕組みの検証を進めてきました。

AIの役割は、指導者に代わって教育を完結させることではありません。見落としや担当者によるばらつきを減らし、人が生徒の悩みや小さな変化に向き合う時間をつくることにあります。

教育の質を守りながら、より多くの生徒へ届ける。その両方を実現するために、安部はCTOとしてアプリ開発だけでなく、指導と運営を支えるシステム全体の設計に取り組んでいます。

教育から、生活全体を支える仕組みへ

株式会社sharedはこれまで、経済産業省「AKATSUKIプロジェクト」の一環であるMiTOHOKUプログラムや、仙台市の先端テクノロジー・データ利活用に関する支援事業などを通じて、教育とAIを組み合わせた仕組みの開発・検証を進めてきました。

今後は、学生の学習支援で培った伴走の仕組みを、社会人の健康や生活習慣、目標管理を支えるライフコーチングへと広げていく構想も描いています。

学習、健康、仕事など、向き合うテーマが変わっても、その人が過ごす168時間を捉え、目標に向かって行動を続けられるよう支えるという考え方は変わりません。

安部の発表を締めくくったのは、「ワクワクして生きることが当たり前の社会に」という言葉でした。

住んでいる地域や周囲の環境によって、学ぶ機会や描ける将来が制限されないこと。テクノロジーによって選択肢を広げ、一人ひとりが自分の目標に向かって進めること。株式会社sharedは、東北からそのための新しい教育基盤をつくってまいります。

開催概要

イベント名:BEYOND2026 Pre-Event -Sendai- 東北ゼブラ会議×BEYOND特別企画
開催日時:2026年9月5日 15:00~17:00
会場:仙台国際センター 展示棟内 会議室2
共催:株式会社taliki、株式会社Wasshoi Lab
トークセッションテーマ:東北のレジリエンスを、日本の防衛線へ――社会課題解決による地域の成長エコシステムとは
位置付け:DATERISE! 2026 サイドイベント

【参考】
BEYOND2026 プレイベントツアー開催情報
BEYOND2026 Pre-Event -Sendai- 開催情報

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