logo

代表・難波が中高生向けイベント「TECH CIRCUS 2026」に登壇

2026年09月07日

イベント情報

2026年9月6日、青葉山公園 仙臺緑彩館で開催された中高生向け体験型イベント「TECH CIRCUS 2026」に、株式会社shared代表取締役CEOの難波諒太朗が登壇しました。

「体験しよう、教科書にない“未来”。触れてみよう、起業家達の“熱意”。」を掲げる本イベントには、東北で新しい事業や研究に取り組む起業家・研究者と、10社以上のスタートアップが参加。起業家のトークと最先端テクノロジーに触れるワークショップを通じて、中高生が将来の可能性を広げる一日となりました。

難波は午後の起業家トークに登壇し、医師を目指した学生時代から教育事業を立ち上げるまでの歩みを振り返りながら、「なぜ教育事業に取り組むのか」「アイデアをどのように形にし、社会へ届けていくのか」を中高生に向けて語りました。

授業だけでは、生徒の目標達成を支えきれない

難波が教育事業の原点として振り返ったのは、自身の大学受験です。

地元の栃木県には国立大学の医学部がなく、身近に同じ進路を歩んだ先輩もいない中で、志望校の情報収集から教材選び、学習計画、自習する場所の確保まで、自ら試行錯誤を重ねました。そうして東北大学医学部へ進学した後、塾講師や家庭教師として200人以上の生徒と関わり、指導回数は2,000回を超えました。

目の前の生徒に本気で向き合うほど、ある疑問が大きくなっていきました。

仮に週3時間の授業を行っても、1週間168時間のうち、直接関われるのはわずか3%ほどです。残りの97%には、睡眠や食事、学校生活、教材選び、自習時間、学習後の振り返りなど、勉強の成果を左右する多くの要素があります。

「授業の時間だけでなく、生徒が過ごす168時間全体に寄り添えないだろうか」

この問いから生まれたのが、現在のオンライン学習塾「168塾」につながる考え方です。

頭の中のアイデアを、使われる仕組みに変える

構想を思いついても、それだけでは生徒を支えられません。

難波は大学在学中、生徒の目標や生活リズム、教材ごとの学習計画、日々の記録を一つにつなぐ仕組みづくりに着手しました。紙に画面のラフを描き、自分が本当に必要だと思う機能を一つずつ形にしていきました。

しかし、最初から使いやすいものができたわけではありません。実際に生徒や指導者に使ってもらうと、バグが見つかり、操作しにくい部分も現れます。開発しては使い、声を聞いて、またつくり直す。その積み重ねを経て、現在は目標設計から日々の学習記録、コーチからのフィードバックまでを一つにつなぐ独自アプリへと発展しています。

AIによって開発のハードルが下がった今、重要になるのは、開発技術そのものだけではありません。「誰の、どのような困りごとを解決したいのか」「そのために何をつくるのか」を、自分の言葉で描けることです。

良いものをつくるだけでは、必要な人に届かない

一方で、サービスを形にすれば自然に広がるわけでもありません。

新しい教育の仕組みは、短い言葉だけでは伝わりにくく、実績の少ない塾には信用の壁もあります。難波自身も、生徒や保護者へのヒアリング、広報、イベントでの発信、プレゼンテーションなどを重ねながら、必要とする人に届ける方法を模索してきました。

その過程で大切にしてきたのは、サービスの機能だけでなく、「なぜ、この事業をやるのか」を伝えることです。目的や原体験を言葉にすることで、考えに共感する生徒や保護者、仲間との出会いが生まれ、事業は少しずつ広がっていきました。

当日は株式会社sharedも体験ワークショップに出展し、中高生が自分の興味やアイデアを言葉にし、形にしていくプロセスに触れる機会を設けました。

「起業は目的ではなく、手段の一つ」

講演の最後に難波が伝えたのは、「起業そのものを目標にしなくていい」というメッセージでした。

解決したい課題や実現したい未来があり、その手段として起業が選ばれることがあります。一方で、研究、就職、NPOでの活動、個人でのものづくりなど、目的へ近づく道は一つではありません。

まず時間をかけて考えてほしいのは、手段ではなく目的です。

「自分はなぜ、それをやりたいのか」

過去の経験や心が動いた出来事を振り返りながら、自分なりの答えを言葉にする。その言葉が人を動かし、仲間を集め、まだ形のないアイデアを社会へ届ける最初の一歩になります。

株式会社sharedは今後も、教育とテクノロジーを掛け合わせながら、生徒一人ひとりの目標達成に伴走してまいります。また、これまでの試行錯誤や事業づくりの経験を次世代へ伝え、若い世代が自らの関心を起点に挑戦できる機会づくりにも取り組んでまいります。

開催概要

イベント名:TECH CIRCUS 2026 メインイベント
開催日:2026年9月6日
会場:青葉山公園 仙臺緑彩館
主催:TECH CIRCUS 2026 実行委員会

【参考】
TECH CIRCUS 2026 開催情報

【メディアの皆さまへ】

株式会社sharedでは、教育や受験に関するテーマでの取材・コメント提供・講演を積極的に行っています。

「企画のご相談」だけでもお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

最新のお知らせ

代表・難波が中高生向けイベント「TECH CIRCUS 2026」に登壇

代表・難波が中高生向けイベント「TECH CIRCUS 20...

09月07日
イベント情報

関連するお知らせ

関連する他のお知らせを紹介します。

代表・難波が「東北ゼブラ会議2026 for Education」に登壇しました

株式会社shared代表の難波諒太朗が「東北ゼブラ会議2026 for Education」に登壇。子どもの生活全体に寄り添う教育、DX・AIを活用した指導の仕組み化、東北から目指す新たな教育のあり方について議論しました。

イベント情報

2026年08月20日


logo

© shared, All rights reserved.

当社のサイトにアクセスする際に、当社の認可されたサービスプロバイダーは、情報を保存するためにCookieを使用し、マーケティング目的で使用する場合があります。